村越 勇人  セミナーレポート


2016年10月14日、村越勇人特任助教は、オックスフォード大学のNuffield Department of Medicineにて、「HLA-B*35:01とエイズ発症進行の関係のメカニズム」について約1時間のセミナーを行った。

セミナーでは、HIV-1増殖抑制に関係している4つのHLA-B*35:01拘束性エピトープ特異的CTLのうち、1つのエピトープ特異的CTLによるHIV-1増殖のコントロールが、HLA-A*24:02拘束性CTLに選択された逃避変異によって減弱されるため、HLA-B*35:01陽性患者ではエイズ発症進行が進行するメカニズムであることを発表した。

発表後、多くの著名な研究者から、多くの質問やコメントを受けることができ、今後の我々の研究に有意義なものとなった。
 
   
     
     
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