近田 貴敬  セミナーレポート

2018年3月7日、近田貴敬研究員は、オックスフォード大学のNuffield Department of Medicineにて、「日本人およびベトナム人HIV-1感染者の病態進行の抑制に関与するHLA-B*52:01-C*12:02拘束性細胞傷害性T細胞」について約1時間のセミナーを行った。

セミナーでは、日本人HIV-1サブタイプB感染者においてHLA-C*12:02拘束性CTLが相加的にHLA-B*52:01拘束性CTLと共にHIV-1をコントロールしていることを示し(Chikata & Murakoshi, et al., J. Infect. Dis. 2017)、ベトナム人HIV-1サブタイプA/E感染者においてもHLA-B*52:01-C*12:02がHIV-1のコントロールに関与していることを示唆する解析結果を発表した。

発表後、多くの著名な研究者や学生から、多くの質問やコメントを受けることができ、今後の我々の研究に有意義なものとなった。

     
     
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