Keystone Symposia Conference
(Immunologic Memory) March 3 - 8, 2007, Eldorado Hotel & Spa, Santa Fe, New Mexico |
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2. Keystone Symposia(Immunologic
Memory)@Santa Fe, New Mexico |
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Immunologic Memory
(C4) March 3 - 8, 2007 ? Eldorado Hotel & Spa ??? Santa Fe, New Mexico Organizers: Robert A. Seder, Susan L. Swain, Rafi Ahmed and Antonio Lanzavecchia |
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Program
SAT, MAR 3 Registration SUN, MAR 4 CD4+ T Cell Memory MON, MAR 5 Innate Immunity TUE, MAR 6 CD8+ T Cell Memory WED, MAR 7 Homeostasis and Memory |
学会のスケジュールは非常にタイトで、昼食を食べる時間を含めたお昼休みを除いて、朝の8時から夜の10時過ぎまで発表・Discussionが行われました。 |
今回が二度目のKeystone Symposiaへの参加でした。今回のテーマ” Immunological memory”は獲得免疫、特にウイルス感染症におけるメモリー細胞の形成に焦点を当てています。一見HIVの研究と関係が薄いような気がしますが、そんなことはありません。現在HIV感染症においては、ワクチン開発が世界的規模で急務となっており、その最終目標の一つは機能的なメモリーT細胞を誘導することです。しかし、依然としてどのようにして機能的なメモリー T細胞が体内で誘導されているのか、はっきり分かっていません。したがって、本学会に出席して私たちの研究成果を発表し、世界の最新の研究成果を知り、 HIVに対するワクチン開発を見据えたヒトCD8+ T細胞の研究をさらに進展させるためにこの学会に参加しました。 この学会では、前回参加させて頂いたテーマ”Chemokines and Chemokine Receptors”の二倍を超える345人の世界中の研究者が参加し、WorkshopでもPoster Sessionでも規定の時間を大幅にオーバーするほど活発なDiscussionが行われました。しかし、学会の雰囲気が非常に成熟したものであったにも関わらず、今回が第一回目の学会とのことで驚きました。マウスのLCMV感染モデルを用いた実験で、memory CD8+ T細胞研究において世界的な権威であるエモリー大学のRafi Ahmed先生が中心になってこの学会をオーガナイズされたそうです。 さらにポスター発表では幸福なことに、そのAhmed先生をはじめ著名な先生方に私の研究を説明する機会を得ることができました。また、メモリーT細胞に関する研究は倫理的な問題でヒトでは行うことが困難であるため、ほとんどの研究ではマウスがモデル動物として用いられています。しかし、本学会ではそのマウスで得られた結果が、私たちが行っているヒトCD8+ T細胞の実験にフィードバックできるのではと思える発表が多数あり、非常に興奮しました。是非、今後の私の研究に活かしていきたいと思っています。また、ぜひ参加してみたいと思った学会でした。 |
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