Gordon Research Conference on Immunochemistry and Immunobiology
August 7-12, 2005、Queen’s College, Oxford, United Kingdom

今回
私は初めて一人で海外の国際学会に参加しました。しかも、ただでさえ心配なのによりによってこの時期にイギリスです。あのテロ以来私は気が気ではありませんでしたが、無事帰ってきてこの滞在記を書くことができてホッとしています。

私が参加した学会ですが、名前をGordon Research Conferencesといって、さらにその中で色々なテーマごとに分かれた学会が開催されています。今回のテーマはImmunochemistry & Immunobiologyでした。

この学会が思った以上に小さな学会で参加者が130人ほどしかいませんでした。しかし、出席者および、招待演者は極めてレベルが高く、非常に充実した内容でした。それもそのはず、希望者の半分近くが落とされてしまったという話を聞いてビックリしました。さらに、自分が通ったことにもビックリ。

会期中はすべての出席者が食事を含めて、一日のほとんどを共にします。また、その食事をする場所が、Oxfordの由緒あるQueen’s Collegeなのであのハリーポッターにでてくるようなホールで、長テーブルと長いすでみんないっせいに食事をします。その中で出席している方同士顔なじみになり、ディスカッションが非常に活発に行われたり、気軽に海外の著名な先生と話をすることが出来たり、とにかく学会の雰囲気が非常に良かったことが印象的でした。もっと自分が英語を堪能に話せたらもっと楽しめたはずという後悔もありますが、またこんな学会に参加したいと思う学会でした。


それでは、写真から雰囲気を感じていただけたらと思います。

Oxford郊外で見つけた看板
郊外にはヨーロッパの都市と同じように巨大な駐車場があって、そこに車をとめて皆さんOxfordのdowntownに向かいます
 
Queen's College  
ここが学会の会場になったOxford Universityの一つQueen's Collegeです。
1341年にはすでに存在していたという記録があり、Oxford Universityを構成する大学のなかでも古い大学のひとつです。
私にとっては、とにかくあこがれでしかなかったOxfordの大学を見るだけではなく中に入って実際にいろんなことが出来たのは感動的でした。
ちなみに、地下にはPubまでありました。
しかし、セキュリティはきちんとしていて学外に通じている門はすべて暗証番号がないと入れないようになっていました。

   
   
   
   
Domitory of Queen's College
私が実際に泊まったQueen’s Collegeの学生寮です。作りは古いのですが(大学ほどではないですが・・)、この大学に泊まれるということで恐縮しました。
部屋はシンプルで実用的で快適、各部屋高速Internet完備。勉強・研究には最適な環境ではないでしょうか。
 
   
   
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