RESEARCH

研究

研究室は九州の中心に位置する熊本大学のヒトレトロウイルス学共同研究センター(ヒトレトロ研)に所属しています。ヒトレトロ研の前身はエイズ学研究センターであり、日本で唯一、エイズ研究に特化した研究センターとして、世界のエイズ研究をリードしてきました。そのエイズ研は、2019年4月に鹿児島大学難治ウイルス研究センターと合同のセンターとして、ヒトレトロウイルス学共同研究センターに生まれ変わりました。

ヒトレトロ研では、研究対象をHIV-1だけに限定せず、九州地方に感染者が多いHTLV-1や難治性ウイルス感染症であるB型肝炎ウイルスも研究対象としています。

それら難治性ウイルス感染症に関わる諸問題の解決に貢献するべく、大学の垣根を越えて日々研究に励んでいます。



競争的研究費獲得状況

文部科学省科学研究費(研究代表分)

佐藤賢文
  • 2020-2022年 基盤研究(B) 代表
    「経時的感染者検体の多角的・高精細研究アプローチによるHTLV病原性発現機序解明」
  • 2018-2020年 国際共同研究加速基金(国際強化(B)) 代表
    「Dynamic evolution and different pathogenesis of HTLV-1 across multiple continents revealed by next generation sequencing technology」
  • 2017-2019年 基盤研究(C) 代表
    「高精細HIV-1ストランスクリプトームと慢性持続感染病態との関連性解析研究」
  • 2014-2016年 基盤研究(C) 代表
    「成人T細胞白血病の制御へ向けたHTLV-1プロウイルス解析」
菅田謙治
  • 2021-2023年 基盤研究(C) 代表
    「HTLV-1特異的CTLが発現するHAM関連遺伝子の探索」
  • 2021-2022年 研究活動スタート支援 代表
    「高親和性HTLV1特異的TCRの網羅的探索」
松尾美沙希
  • 2021-2023年 若手研究 代表
    「HTLV-1感染による宿主細胞のエピゲノム動態とATL発症メカニズムの解析」

日本医療研究開発機構【AMED】(研究代表分)

  • 2023-2025年 新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)代表
    「多分野融合研究によるHTLV-1 感染症のウイルス感染病態全容解明」
  • 2022-2024年 AMED エイズ対策実用化研究事業 代表
    「革新的核酸解析技術によるHIV潜伏感染機序の解明と克服のための研究」
  • 2020-2022年 新興・再興感染症研究基盤創生事業・多分野融合研究領域 代表
    「多層的シングルセル研究によるHTLV-1関連病態予測サロゲートマーカーの探索とその臨床応用」
  • 2019-2022年 医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業
    戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)日本-英国共同研究開発 代表
    「ヒトT細胞白血病ウイルス1型:シングルセル解析によるウイルス遺伝子発現の多様性解析およびその制御機序解明研究」
  • 2019-2021年 AMED エイズ対策実用化研究事業 代表
    「高精細核酸解析技術と先駆的ウイルス動態解析技術との融合によるHIV潜伏感染克服へ向けた新規治療標的創出研究」
  • 2017-2019年 AMED 感染症研究革新イニシアティブ(J-PRIDE) 代表
    「単一細胞分析データマイニングによるHTLV-1持続潜伏感染機構の解明」

共同研究者

国内

鹿児島
鹿児島大学 石塚 賢治 先生
中畑 新吾 先生
鹿児島大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 前田 賢次 先生
今村総合病院 宇都宮 與 先生
徳永 雅仁 先生
佐賀
佐賀大学医学部 末岡 榮三郞 先生
勝屋 弘雄 先生
宮崎
宮崎大学医学部 梅北 邦彦 先生
熊本
熊本大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 松下 修三 先生
発生医学研究所 中尾 光善 先生
生命科学研究部 内山 良一 先生
門出 和精 先生
諸石 寿朗 先生
石本 崇胤 先生
自然科学研究科 谷 時雄 先生
医学部附属病院 松岡 雅雄 先生
安永 純一朗 先生
野坂 生郷 先生
坂上 拓郎 先生
中山 秀樹 先生
植田 光晴 先生
熊本保健科学大学 川口 辰哉 先生
東海大学 今川 和彦 先生
稲永 敏明 先生
福岡
九州大学 吉住 朋晴 先生
大阪
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 山本 拓也 先生
関西医科大学 藤澤 順一 先生
上野 孝治 先生
大隈 和 先生
京都
京都大学 小柳 義夫 先生
明里 宏文 先生
名古屋
国立病院機構名古屋医療センター 岩谷 靖雅 先生
大出 裕高 先生
名古屋大学大学院 岩見 真吾 先生
神奈川
聖マリアンナ医科大学 山野 嘉久 先生
佐藤 知雄 先生
東京
国立国際医療研究センター 土屋 亮人 先生
潟永 博之 先生
東京医科歯科大学 武内 寛明 先生
東京大学医科学研究所 四柳 宏 先生
佐藤 佳 先生
内丸 薫 先生
山岸 誠 先生
東京農業大学 小林 朋子 先生
北海道
北海道大学 福原 崇介 先生

海外

Switzerland
Institute of Molecular and Clinical Ophthalmology Basel Dr. Vincent Hahaut
US
The Ohio State University Dr. Patrick Green
Yale School of Medicine Dr. Ya-Chi Ho
Argentina
Dr. Juan P. Garrahan Pediatric Hospital Dr. Andrea Mangano
France
Lyon 1 university Dr. Jocelyn Turpin
UK
Imperial College Dr. Charles RM Bangham
Dr. Masahiro Ono
Dr. Graham Taylor
Dr. Lucy Cook
Dr. Aileen Rowan
Glasgow University Dr. David Robertson